面製作
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メス型

メス型をとる方法にはFRP、石膏などがあります。
僕は手軽にできる石膏を選択……したのははたして正解だったのか……。
ちなみに、石膏は扱いが楽でコストがとても安いです。
なにしろ水を混ぜるだけで硬化するんですから。

石膏作業時の注意。
1.石膏を流す際は、なるべく途切れることなく流しましょう。
気泡が出来やすくなります。
2.石膏を流して2日以上たつと、あぶらねんどにかなり食い込みます。
すると型を剥がすときにあぶらねんどがくっついてきたり、最悪型が崩壊します。
なるべく最初に石膏を流してから1日以内に型を剥がすのがいいでしょう。


石膏を流す

型を作るにはいくつか分割して作る必要があります。


僕は正面、頭頂部、顔の左右の4分割としました。
まずは正面のアゴのラインに沿って紙ねんど(たまたま緑の)を盛ります。
ねんどの壁は、石膏を流す側は平坦にし、反対側はとくに気にする必要はありません。

石膏を流す前に、水で溶いた石鹸を筆で塗ります。
濡れたまま石膏を流すとねんどの壁などとくっついてしまいますので注意しましょう。


正面がおおよそ硬化したらそれぞれ分割の紙ねんど(今度はなぜか白の)を盛ります。


ねんどの壁は画像のように石膏の部分を1cmほどのすきまを空けて盛ります。
このおよそ1cmの部分が型の合わせ目になるわけです。


石膏を剥がす


全周に盛りました。
剥がすには盛った順番と逆の順番で剥がしていきます。
まずはすきまに貝用ナイフなどを突っ込み、プラスチックハンマーなどで少しずつたたきます。
剥がしたいパネルの全周囲に少しずつナイフを入れ、すこしずつ浮かします。
手ごたえと見た目の隙間に注意して、よさそうならすこしずつ剥がしていきましょう。


割れてしまいました……_| ̄|○
一枚のパネルをのぞいて、すべてのパネルにおいて割れてしまいました。


型を接合する


セメダインXで割れた部分、そして型全体を接合します。
接着剤がはみ出てきますが、FPRを抜いたときにパテで修正すればよしということで……。

型を接合する前に、パネルごとにプラサフを厚めに吹いておきましょう。
型を再使用するつもりがないので、プラサフを離型剤として使用します。
プラサフなら完全ではないものの、手軽にそこそこ剥がれやすくなります。
なお、プラサフ(というかラッカー)は石膏をおかすらしく、微妙に気泡ができます。


型の接合が終わりました。
接着剤は接合面だけでなく、外側のすきまにもたっぷりと塗っておきましょう。


メス型完成

ま……後半はかなりお粗末な作業になっています。
ただ、型は再利用するつもりがないので、たいして問題にもなりません。
はみだした接着剤も、FRPの表面処理といっしょにやってしまえばいいということで。

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