面製作
原型
メス型
面成型
面仕上げ
結髪
面完成
原型

キャラクターが決まったらいよいよ原型の設計に入ります。
設計のためにはまず自分で絵を描いて、イメージをつかむ必要があります。


原画を描く

すべての人が絵が上手なわけではありません。
僕自身、絵を描くのは上手ではありません。
しかし自分で絵を描いてみると、顔の各パーツの大きさ、角度などを改めて認識することが出来ます。

絵を描くには、実際に作りたい面の大きさの原寸大を描く必要があります。
つまり、まずは大きさの決定からです。
アニメキャラクターなどは頭がとても大きく、実際の人間よりも頭身が低くなっています。
そのために、以下の公式を使って面の大きさを決定しましょう。

  [面の高さ]=([自分の身長]−[自分の頭の高さ])÷([キャラクターの頭身]−[1頭身])

キャラクターによっては某所の面よりも大きくなりますが、より自然でアニメに近い頭身を目指す場合はこの公式を使ってみるのがいいかもしれません。
逆に某所の面と”合わせ”たときに自然にしたい、というのであれば某所の面と同じ大きさで製作するのもひとつの手段です。

さて、頭の大きさが決定したらそれにそって絵を描きましょう。
この原画は最後まで参考に使うものですから、納得いくまで何枚も描きましょう。
僕は完成した面と比べてみたら、いつのまにか原画と同じようになっていました。
なお、自作系の面はなぜか目が大きく、かつ”寄り目”になってしまう傾向があります。
そのあたりも念頭に入れつつ原画を描くといいでしょう。


原型の土台を作る


僕は910×910×4(cm)の発泡スチロールの板を積層しました。
30×30×30(cm)くらいのブロックがあればちょうどいいのですが、手に入りませんでした。
発泡スチロールを接着するには、発泡スチロール専用の接着剤を使用しましょう。


ヴァニラさんは後頭部のポニーテールのために、かなり広範囲まで後頭部を作ります。
それも計算して積層します。
積層したところに、原画を見ながら絵を描きます。
原型は発泡スチロールの上に粘土などを盛りますので、あるていど小さめに切るのがいいでしょう。
それほど精度を出す必要はありませんが、センターがどこかわかるようにしましょう。
これからの作業では常に左右対称に作ることを心がけましょう。


ひたすら削りました。
おおまかに削るとはいえ、削りすぎると後戻りできませんのでゆっくり慎重にやります。
たまには原画を見たり、設定資料集などを見るのもいいでしょう。
僕はときどき目を描いてみたりして、仕上がり具合を検討しています。
だいたい良さそうな形が出たら、目をくりぬいて次の工程へ行きます。


粘土を盛る


ダイソーのあぶらねんどを盛りました。
発泡スチロールにはなかなか食いついてくれませんが、なんとかがんばりましょう。
ダイソーのあぶらねんどはいつまでたっても硬化しないので修正が容易です。
しかし、逆に言えばすこし手を触れただけで変形してしまいます。
ちょっと持ち上げようとして凹んでしまった……などというのが問題ですね。
なお、ここから原型が死ぬほど重くなりますので注意してください。

ここで口もしっかりと造型しておきましょう。
「あとでパテで作ればいい」などというのはなかなか難しいものです。
耳は別パーツとして作ったほうが型から抜きやすいので、あとで作りましょう。
ちなみにヴァニラさんはヘッドギアで隠れるので耳は作りません。


原型完成

これで原型は完成です。
一番重要な工程は当然ながら粘土です。
指紋で多少凹んでいてもかまいませんが、基本のラインが出ていない場合、これ以降の工程では修復不能です。
どうしても焦ってしまいますが、ここはひとつ慎重に、納得のいくまでねんどを触ってください。

なお、ねんどの段階でのその他の方法として、あぶらねんどではなく紙ねんど→パテで仕上げという方法もあります。
パテで仕上げることにより、より完成時の状態に近づき表面処理がかなり楽になります。
しかし、これだけの大きさの物体にパテで”修正”ではなく”造型”していくのはとても時間がかかります。
どちらがいいか……はなんとも言えないですね……。

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