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● コミケットと痛車、その関係について
■始めに
何故このようなことについて書かねばならないか。
それについては後述することにします。
ロータリーで痛車を晒す、この行為は何年にも渡って行なわれてきました。
すでに当たり前の行為として浸透しつつありますが、もちろんこれはあまりよろしくない行為です。
しかしながら、一種の｢お祭り｣的な状況、その場の雰囲気を考慮すればあからさまに悪、というほどでもないようです。
事実、即取り締まりという状況に発展していないのが、そのように思わせる原因のひとつとなっているのでしょう。
しかし───
■なにごとにも限度はある
ロータリーをメインに利用するタクシーやバスなどの行動を大幅に制限するものでなければ、ある程度｢晒す｣のはそれほどの悪行ではないでしょう。
では、ここで質問です。
以下の選択肢の中で、許される行為はどれでしょ〜か。
１．場を盛り上げるため、オーディオを大音量で鳴らす。
２．気持ちのいい排気音を楽しんでもらうため、空ぶかしをする。
３．多くの人を楽しませるため、数時間に渡って駐車する。
４．数多くの痛車を楽しんでもらうため、仲間を大勢集める。
５．笑いを取るため、コスプレして車に搭乗する。
は〜い良い子のみんなはどれが正解かわかったかな〜。
て、アホですか。
残念ながら、どれも許されざる行為です。
大きな音を立てるのは周辺への迷惑になります。
数時間に渡って駐車するのは公共機関への迷惑となります。
あらかじめ相談して5台や10台も集めると迷惑、というかそんなに駐車する場所はありません。
コミケット会場外でのコスプレは許可されていません。
そもそもが推奨される行為でない以上、わざわざさらに迷惑をかける必要はありません。
■なぜこんなことを書くのか
こういうマトモなこと書くのはなんか痛い気がするんですが、書かなければならない事情もあるようです。
風の噂では、どうやらロータリーでオフ会を開こうとしている人たちがいるらしいのですが、
これはいったいどういうことでしょうか。
事前に計画して、つまり故意にロータリーへ数多くの車を集めようというこの行為、いかがなものかと思いました。
特に示し合わせるでもなく、偶然そこに集まったというならともかくとして？
■残念ではあるが
痛車とは痛い人が乗ってるのではなく車が痛いということなんですが、
残念ながら乗っている人さえも痛いという印象を持たれるのは仕方のないことなんでしょうか。
わざと痛く振舞っているのであればともかくとして、素で痛いのはどうかと思いますよ。
■最後に
信号の黄色がどういう意味なのかはともかくとして、赤が止まれということを説明せねばならないというのはいかんともしがたい事態かなぁと考えます。
自分以外の誰かが後ろ指刺されるのはかまいませんが、自分もそれらと同じ目で見られるのは勘弁してほしいところです。
なにも聖者であれとは言いませんが、いくらかの常識は持ち合わせていただきたいものです。
ま、自分自身たいした人間ではありませんから、あまり細かいことは言えませんが。
さて、以上のことを｢なにをいまさら｣と受け取って下さった方が多ければ良いのですが。
別に、晒すなと言っているわけではないということをご了承ください。
ただ行き過ぎた行為をしないでほしいなぁということでございます。
年々、痛車を楽しみにしてくださる方も増えているようですし、
もしなにか大きな問題が起きたとき、そのような方々も残念に思うでしょう。
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